103

中国・上海市浦東新区陸家嘴、吉林省長白山麓
摩天の雷と白き鱗
二〇一七年九月、上海・陸家嘴の空に浮かび、雷に打たれ続けた影。石庫門の亭子間に暮らした冷たい手の青年「王逸」と、長白山の麓の香堂をつなぐ、ある渡劫の伝説をたどる。
読了 25分
TAGS / タグ
このキーワードを含む記録が8篇あります。
103

中国・上海市浦東新区陸家嘴、吉林省長白山麓
二〇一七年九月、上海・陸家嘴の空に浮かび、雷に打たれ続けた影。石庫門の亭子間に暮らした冷たい手の青年「王逸」と、長白山の麓の香堂をつなぐ、ある渡劫の伝説をたどる。
読了 25分
042

中国・河南省開封市、旧黄河(黄河故道)流域
開封郊外の荒れた道観で出会った若い道士は、一九三九年秋、旧黄河の浚渫作業で掘り出された銅銭の甕、赤蝦蟇、そして七基の等身大の人形玉棺を巡る、師父の代からの記憶を語り始める。玉を砕いた夜、乾いた砂州を漆黒の血水が呑み込み、道士の師はある銅鑼の裏に刻まれた銘文の意味を知ってしまう。
読了 24分
041

中国・北京市潘家園、西城区の胡同
潘家園の露天商・小胖の店先に、鍵穴のない南京錠で封じられた紅木の小箪笥が捨てられていた。中から現れたのは、翠玉の瓢箪に宿る拳大の白玉胎児。七人の横死者の怨念で封じられていたその「崑崙胎」を巡って、胡同に隠棲する大蒐集家・白爺との取引と、一夜の失踪劇が始まる。
読了 22分
030

中国・山東省済南市/沂蒙山
少年の頃「黄蜂人」と呼ばれた養蜂家は、沂蒙山の奥で正体不明の老道人と出会う。北京から来た女子学生が崖から足を滑らせたその朝、老人の肉体は蝉の抜け殻のように、音もなく潰れて消えていた。
読了 29分
020

読了 25分
019

読了 28分
013

トルコ・イスタンブール/中国
イスタンブールの屋上に暮らす中国僧は、人の思念を読み、名利が生む耳鳴りを鎮め、次の二十年を『火の時代』と呼んだ。だが最後の警告だけは、未来ではなく語り手自身へ向けられていた。
読了 13分
012

読了 12分