序章 峪口の砂煙

二〇一八年の夏、西安の南に連なる秦嶺の山裾は、かつてない熱気と乾いた砂塵に包まれていた。

平野部の気温は連日四十度に迫り、盆地特有の淀んだ熱気が古都の街並みを蒸し焼きにしていた。私が生まれ育った抱石峪村は、市街地から車で南へ一時間ほど走った、秦嶺の切り立った崖が平野へと口を開く「峪口」の集落である。西安の人々が昔から終南山と呼んできた、秦嶺の一角だ。

山から吹き下ろす冷たい沢風を求めて、例年であれば週末ごとに大勢の避暑客が押し寄せ、私が営む小さな「農家楽」——庭先の葡萄棚の下で手作りの涼皮や地鶏の炒め物を出す、素朴な民宿兼食堂も、客の笑い声で賑わうはずの季節だった。

だがその夏、山麓を東西に走る環山路を埋め尽くしていたのは、行楽の自家用車ではなかった。

埃まみれの大型ダンプカーと、無限軌道を軋ませる油圧ショベル、そして役所の車両が、ひっきりなしに土煙を巻き上げて往来していた。

秦嶺北麓の保護区域に、十数年にわたって無許可で建てられてきた膨大な数の別荘——そのすべてを取り壊し、山を元の姿に戻すという大規模な整理が、突如として始まったのだ。

抱石峪の谷あいを少し登った尾根筋にも、十棟ほどの別荘が建っていた。

地元の会社が開発名目で切り開いた土地に、朱色の洋瓦や輸入大理石のポーチをあしらった豪奢な建物が並んでいたが、数年前に開発業者の資金繰りが行き詰まって以来、内装もされないまま放置されていた。

それが八月に入ると同時に、朝から晩まで削岩機の音が山肌を揺るがし始めた。厚い鉄筋コンクリートの壁が砕かれ、黄色い粉塵が霧のように谷を埋め尽くした。

蝉の声すら掻き消される重機の轟音の中、村の老人たちは日陰に集まり、険しい表情で山を見上げていた。

彼らが気にしていたのは、埃や騒音のことだけではなかった。

スマートフォンの画面を覗き込む若い作業員たちが、動画アプリで囁かれ始めていた奇妙な噂を、半ば面白がりながら口々に語り合っていたからだ。

「おい、知ってるか。この谷の奥の別荘群、ただの違法建築じゃないらしいぞ」

昼休みに私の店へ冷たい緑茶を買いに来た若い重機のオペレーターが、画面を見せながら言った。

動画の中では、中国全土の地図の上に赤い線で巨大な龍の背骨が描かれ、秦嶺の山脈を指して「中華の祖脈」と太い文字が躍っていた。

そして、おどろおどろしい効果音とともに、古い映画の切り抜きのような怪しげな術者の画像が映し出された。

「九菊一派だ。日本の邪術使いが風水を使って、秦嶺の龍の急所に七十二本の鋼鉄の杭を打ち込んでいたんだと。別荘はその陣の蓋だったのさ。だから取り壊そうとすると事故が起きるんだ」

私は苦笑いしながら、十元札を受け取って冷えたペットボトルを手渡した。

「九菊一派だか何だか知らないが、あの別荘を建てたのは市内の不動産屋だよ。うちの村の連中も何人か、基礎工事の土方で雇われていたんだ。術者がどうこうなんて話、一度も聞いたことがない」

「でもよ、ネットじゃみんなそう言ってるぜ。抗日戦争の頃から、山に杭を打って国運を断とうとしていた連中の残党だってな」

オペレーターは面白そうに肩をすくめ、ヘルメットを被り直して現場へ戻っていった。

ネットの噂など、尾ひれがついて膨らんだ都市伝説に過ぎない。香港の古い霊幻道士ものの映画に出てきた架空の集団の名を、現代の違法建築の取り壊し騒動に無理やり結びつけただけの、他愛のないデマだ。

当時の私は、本気でそう思っていた。

だがその日の夕暮れ、埃っぽい西日を浴びながら、一人の老人が私の店の門口に立っていた。

その男の姿を見た瞬間、私はなぜか、背筋の奥がすっと冷えるような奇妙な感覚を覚えたのだった。

第一章 帆布の荷物

老人は、ひどく色褪せた古い軍用の帆布鞄を一つだけ肩に掛けていた。

背丈は低く、贅肉のまったくない痩せた体つきだった。顔は赤土を焼いた煉瓦のように黒く日焼けし、深い皺の奥にある瞳だけが、澄んだ秋の湧き水のように静かに光っていた。

着ているのは粗末な灰色の綿シャツと、裾の擦り切れた作業ズボン。足元には、薄いゴム底の黒い布靴を履いていた。

観光客にも、役所の人間にも、ましてや工事の作業員にも見えなかった。

終南山の奥には今も、茅葺きの小屋を結んで暮らす隠者たちがいると聞く。そういう人間の一人かもしれない、と私は思った。

「奥の部屋は空いているかね」

老人の声は低く、かすかに掠れていたが、驚くほど耳によく通った。

陝西の訛りに、秦嶺の南側、商洛あたりの抑揚が混じっているようにも聞こえた。

「空いていますが……食事はあまり手の込んだものは出せませんよ。この騒ぎですから」

私が答えると、老人は無言で頷き、ポケットから皺くちゃになった百元札を数枚取り出して卓の上に置いた。

「一月ほど置いてもらいたい。飯は饅頭と湯があればいい。朝早くに出て、日が暮れてから戻る。部屋の掃除もいらん」

宿帳に記入してもらうため身分証を求めると、老人は角の擦り切れた身分証を差し出した。

姓は「韓」。生年は一九四〇年代の初め、住所の欄には、秦嶺の南側、商洛の山あいの村の名が記されていた。

荷物はその帆布鞄一つだけだった。

私は彼を、中庭の奥にある、いちばん山肌に近い平屋の離れへと案内した。

翌朝から、老韓の奇妙な暮らしが始まった。

彼は毎朝、空が白み始める前の四時半には部屋を出た。

朝露に濡れた中庭を、音もなく横切っていく。背中にはあの帆布鞄を背負い、その脇には古びた鉄の火鋏と、太い麻縄の束が括り付けられていた。

そして日が落ち、谷あいが青黒い夜気に沈む頃、足元を泥だらけにして一人で戻ってくるのだった。

ある日の午後、老韓の留守の間に、私はシーツを替えるために彼の部屋へ入った。

掃除はいらないと言われていたが、埃のひどい時期だったからだ。

部屋の中は、驚くほど整然としていた。

持ち物はほとんどなく、粗末な木の机の上に、いくつかの道具が並べられていた。

中央に置かれていたのは、手のひらより一回り大きな、木製の羅盤だった。

表面の塗りは長年の使用で剥げ落ち、同心円状に刻まれた天干地支や八卦の文字は、手の脂で滑らかに光っていた。中央の天池に収まった小さな磁針は、窓から吹き込む微風にも揺れず、まっすぐに南を指して静止していた。

その脇には、金属製の古い高度計と、表紙の破れた方眼紙の野帳が開かれていた。

野帳には、等高線を手書きで写した山の地図が描かれており、いくつかの尾根や谷の交わるところに、赤い鉛筆で細かな記号と数字がびっしりと書き込まれていた。

それは風水師が使うような道具立てではあったが、漂っている空気は宗教的な儀式とは程遠かった。

むしろ、半世紀前の地質調査隊の技術者が残したような、乾いた実務の気配がそこにはあった。

夕方、戻ってきた老韓に、私は井戸水で冷やした西瓜を差し出した。

老人は断ることもせず、縁側に腰を下ろして一切れを黙々と平らげた。種を一つずつ庭の土へ吐き出す仕草は、どこにでもいる山あいの百姓そのものだった。

「韓さん、毎日山へ登って、何を探しているんですか」

思い切って尋ねてみた。

「薬草取りにしちゃ、籠も持っていかないし」

老韓は西瓜の皮をじっと見つめ、ゆっくりと手ぬぐいで口元を拭った。

「失くしたものを探しているだけだ」

「失くしたもの?」

「昔、誰かが埋めて、そのまま忘れていったものだ」

それ以上、老人は何も語らなかった。

西の空では、別荘を砕く重機の音がようやく止み、沈みゆく太陽が秦嶺の険しい岩肌を、濃い赤紫に染め上げていた。

第二章 枯れた泉と噂の影

抱石峪の谷の奥には、かつて「白竜泉」と呼ばれる豊かな湧き水があった。

村の古老の馮老人は私の店の常連で、毎日のように夕涼みにやってきては、古い話を語って聞かせた。

馮老人の記憶によれば、一九八〇年代までは、どれほど日照りが続いた年でも白竜泉が止まることはなかったという。花崗岩の割れ目から湧く水は真夏でも骨が痛むほど冷たく、村の飲み水を賄い、谷底の段々畑を潤していた。

「それがな、十年ほど前だ」

馮老人は手製の煙管をくゆらせながら、遠くの尾根を指差した。

「あの山肌に道をつけて、別荘の基礎工事を始めた頃からだ。発破の音が毎日ドカン、ドカンと響いてな。ある朝、泉へ行ってみたら、湧き水が真っ赤に濁っていた。

赤土の泥水が三日ほど出たあと、水の量が目に見えて減っていった。そして二〇一二年だったか、とうとう一滴も出なくなったんだ」

村人たちは当時、役所に訴え出た。だが開発業者は、地下水が自然に涸れただけで工事とは関係がない、と書類一枚で突っぱねた。

村の井戸も細り、結局、平野から水道管を引き直す羽目になった。

馮老人はそれ以来、山を睨みつけては「龍の首をへし折ったんだ」と吐き捨てるように呟いていたものだった。

八月の半ばになると、ネットの噂はさらに過熱していった。

西安の地元掲示板やショート動画アプリには、毎日のように新しい「解説動画」が投稿されていた。

ある自称「易経研究家」の男は、秦嶺の衛星写真を広げながら、取り壊されている別荘の配置が特定の呪術的な図形をなしていると熱弁を振るっていた。

「見なさい、中心にあるのが未完成の別荘だ。それを取り囲むように並ぶ棟の基礎には、特殊な鉄筋コンクリートの杭が打ち込まれている。これこそが九菊一派の『風雷七十二針』だ。

龍脈の気を地中に釘付けにし、関中の生気を枯らすための結界なのだ」

動画には何万もの「いいね」がつき、コメント欄には怒りの声や、オカルトめいた憶測が滝のように書き込まれていた。

若い連中はそれを酒の肴にして盛り上がっていたが、馮老人のような昔気質の人間は、そうした動画を見せられても決して笑わなかった。

「九菊だか何だか知らんがな」

馮老人はある夜、私の店の土間で、動画を流しているスマートフォンの画面を煙越しに見つめながら言った。

「人が欲に目を眩ませて山を削れば、山は死ぬ。山が死ねば、水が消える。それを昔の人間は『龍が逃げた』と言ったんだ。よその国の術者のせいにすりゃ、自分たちの強欲を棚に上げられるから都合がいいんだろうがよ」

その場には、珍しく夕食を終えた老韓も座っていた。

老韓は手酌で安い白酒を小さな茶碗に注ぎ、馮老人の言葉を静かに聞いていた。

馮老人が帰ったあと、私は片付けをしながら、老韓に水を向けた。

「韓さん、あんたもあのネットの噂を聞いたでしょう。あんな馬鹿げた話、信じますか」

老韓は茶碗の底に残った酒を見つめたまま、しばらく口を開かなかった。

夜の窓の外から、遠くの山を吹き抜ける風の音が、ひゅう、と細く響いていた。

「馬鹿げているさ」

老韓はぽつりと言った。

「人間はいつだって、敵にわかりやすい名前をつけたがる。海の向こうから来た悪党が、見えない糸を引いて国を呪っているのだと思えば、自分たちの愚かさを見ずに済むからな」

老人は茶碗を置き、ゆっくりと立ち上がった。

「だがな、鉄は鉄だ。誰がどんなつもりで打とうが、山に打ち込まれた杭は、山の骨を砕く。肉に刺さった棘と同じだ。棘に何が彫ってあろうとなかろうと、抜かなければ傷口はいつまでも膿み続ける」

その言葉の意味を、私はその時、深く考えはしなかった。

だが翌朝、老韓は部屋を出る際に私を呼び止めた。

「お前、子供の頃からこの山に入っているな」

「ええ、裏山なら隅々まで知っていますが」

「鷹嘴岩の裏、昔の炭焼き窯があった谷間を案内してもらいたい」

老韓の目は、冗談を言っているようには見えなかった。

第三章 断崖の割れ目

鷹嘴岩は、解体中の別荘群からさらに尾根を二つ越えた、登山道からは完全に外れた険しい岩山だった。

鷹の嘴のように鋭く突き出た巨大な花崗岩の崖の下には、鬱蒼とした雑木林と野生の山椒の藪が広がり、崩れ落ちた巨石が折り重なって天然の迷路を作っていた。

八月二十日の午前、私は鎌で灌木を払いながら、老韓の先に立って急斜面を登っていた。

残暑の日差しは容赦なく照りつけ、首筋を流れる汗が目に入って痛んだ。

しかし、七十をとうに過ぎているはずの老韓は、息を乱すことすらなく、私の半歩後ろを正確な足取りでついてきた。薄い布靴は、滑りやすい赤土や花崗岩の角を、山羊のように器用に捉えていた。

「この先は道がありませんよ。足元が切れています」

私が足を止めると、老韓は肩から帆布鞄を下ろし、中からあの木製の羅盤を取り出した。

老人は立ち止まり、羅盤を胸の高さで水平に構えた。

不思議な光景だった。

映画やネットの動画に出てくるような、派手な印を結ぶでもなく、呪文を唱えるでもない。

老韓はただ、風の匂いを嗅ぐように鼻をわずかに広げ、足元の岩盤の傾きと、頭上の尾根の稜線とを、交互に見つめているだけだった。

羅盤の中央の磁針が、かすかに震えていた。

壊れているわけではなかった。針の先が、水底の藻のように、ある一定の間隔で細かく左右に振れていた。

「磁鉄鉱でもあるんですかね」

私が尋ねると、老韓は静かに首を横に振った。

「岩が歪んでいるんだ。無理な力がかかって、山が息を詰まらせている」

老韓は羅盤を仕舞うと、藪を掻き分け、崩れた花崗岩の巨石の隙間へと分け入っていった。

そこは、昼間でも薄暗い、幅一メートルほどの岩の割れ目だった。

周囲の熱気が嘘のように途絶え、割れ目の奥からは、冷蔵庫の奥底から漏れ出すような、異様なほど冷たく湿った空気が吹き出していた。

岩肌にはびっしりと黒い黴と苔が生え、足元の土はぬかるんでいた。

「ここだ」

老韓が立ち止まり、足元を指差した。

そこには、十数年前に捨てられたらしい錆びたワイヤーロープと、破れたセメント袋の残骸が散らばっていた。

別荘地を造成した際に、山の上から土砂やごみを捨てた場所のようだった。

老韓は火鋏を手に取り、積もった腐葉土と瓦礫を無言で掻き出し始めた。

私も手にしていた鎌で、泥を掘り返すのを手伝った。

三十分ほど掘り進めたとき、かちん、と硬い金属音が岩間に響いた。

石に当たった音ではなかった。鈍く、重い、中身の詰まった鉄の響きだった。

泥を払い落とすと、黒褐色の岩盤の裂け目に、異様なものが埋まっていた。

岩の割れ目に直接打ち込まれた、太い鉄の棒だった。

太さは大人の手首ほど。断面は六角形で、頭は何度も叩かれたらしく、茸のように平たく潰れていた。

全体が赤錆と黒錆に覆われ、周囲の岩肌にがっちりと食い込んでいたが、明らかに自然のものではなかった。

機械の力で、岩盤の継ぎ目を引き裂くように、垂直に深く打ち込まれていたのだ。

「……何ですか、これ」

私の声が震えた。

ネットで見た「鎮龍釘」という言葉が、不意に脳裏をかすめた。

だが、目の前の鉄棒には、映画のような菊の紋も、禍々しい梵字も刻まれてはいなかった。

ただ、錆の浮いた側面に、工業製品の規格番号らしい英数字の刻印が、半分潰れながら残っているだけだった。

「上の別荘を建てたときのものだろう」

老韓は鉄棒の頭を指先で撫でながら、静かに言った。

「斜面を留めるために打ったのか、岩に穴を穿った鑿が折れて、そのまま残ったのか。どちらにしても、打った人間にとってはただの鉄だったはずだ。だが、ここは山の『水門』の上だった」

老人は顔を上げ、暗い割れ目の天井を見上げた。

「水が通るはずの割れ目に鉄を打ち込み、上からセメントを流し込んだ。水の道は塞がれ、行き場を失った水は地の底へ沈んで逃げた。……山を殺すのに、邪悪なたくらみなんぞ要らんのだよ。人間の無知と傲慢があれば、それだけで十分だ」

老韓は腰から麻縄を解き、鉄棒の根元に巻き付け始めた。

「手伝え」

老人が言った。

「これを抜く」

私は息を呑んだ。

これほど深く岩盤に食い込んだ鉄の塊を、重機もなしに、人の手だけで引き抜くことなどできるはずがなかった。

しかし、老韓の眼差しには、一切の迷いがなかった。

その時、私の背後で、冷たい風が不意に逆向きに流れた。

割れ目の奥深くから、ごぼり、という水音が響いた。

それは地の底のどこかで、何かが詰まり、行き場を失って喘いでいるような、苦しげな地鳴りの音だった。

老韓は帆布鞄から、一本の太い鉄のバールと、木製の滑車を取り出した。

岩の出っ張りに麻縄を巧みに渡し、てこの原理を使った即席の引き抜き装置を組み上げていく。その手際は、何十年も同じ作業を山の中で繰り返してきた職人のようだった。

「わしが縄を引いたら、お前はバールでこの隙間を抉れ」

老韓は岩と鉄棒のわずかな隙間に鏨を噛ませ、私に指示を出した。

「行け」

老韓が短く叫んだ。

老人の痩せた腕の筋肉が、縄を引く瞬間に鋼のように硬く盛り上がった。

私は全身の体重をバールの柄に預け、力任せに押し下げた。

ぎち、ぎちち……と、錆びた鉄が岩肌を擦る、鳥肌の立つような金属の悲鳴が、狭い岩間に反響した。

長年こびりついていた錆と泥が、ぱらぱらと剥がれ落ちる。

「引け!」

老韓の額に青筋が浮き、首の血管が膨らんだ。

私も歯を食いしばり、肺の空気をすべて吐き出しながら柄をあおった。

汗が目に入り、視界が白く霞む。

その時、ぱきん、という澄んだ乾いた音が、岩の奥底から響いた。

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