序章 トタン屋根の砂

赤土の埃を巻き上げるミニバスが、サトウキビの壁に挟まれた悪路の終点で私を降ろしたとき、西の空には大きな雨雲が黒々と立ちはだかっていた。

二〇〇九年の五月、ナイロビの教員養成学校を出たばかりの私——エスターは、二十四歳の若さと、都会育ちの人間にありがちな浅い自信を抱えて、ケニア西部のこの寄宿制小学校に赴任してきた。

ヴィクトリア湖の湿った風が吹き寄せる丘陵地帯は、どこを向いても濃い緑のトウモロコシの波と、大人の背丈の倍ほどに伸びたサトウキビの茂みが視界を塞いでいた。

学校の敷地は、その緑の海を長方形に切り拓いた、むき出しの赤土の広場だった。

平屋の教室棟が二棟並び、その奥に、コンクリートブロックを積んだだけの、半分できかけの寮が建っていた。

外壁にはまだ漆喰も塗られておらず、灰色のブロックの継ぎ目からセメントがはみ出している。

頭の上は、日の熱をそのまま部屋に落とす、青い錆の浮いた波トタンだった。

「先生、ここは週に三日は停電する。懐中電灯の電池は余分に持ってきたかね」

案内してくれた教頭のオケチは、擦り切れた背広の裾を払いながら、鍵の束を私の手に預けた。地元の村で生まれ育ったという、五十代の穏やかな男だった。

「それと、日が暮れたら、用もないのに敷地の生け垣に近づかんことだ」

私が受け持つことになったのは、八歳から十歳までの女の子たちが暮らす女子寮の舎監と、上の学年の英語の授業だった。

この地方では、畑仕事に追われる家や、遠い村から通えない子供のために、低学年のうちから寄宿舎に入れることが珍しくない。

夕方の六時半、木造の粗末な食堂で、子供たちは大きなアルミの皿に盛られた熱いウガリ——トウモロコシの粉を湯で練り上げた重たい団子と、青菜のスクマウィキを、右手でちぎって口に運んでいた。

食器の触れ合う音と、スワヒリ語の控えめな囁きが漂う食堂は、ナイロビの学校に比べれば貧しかったが、行儀よく、穏やかに見えた。

だが、夜になり、敷地を照らしていた一本きりの水銀灯が、ぷつんと音を立てて消えた瞬間、寮の空気が変わった。

寮の細長い大部屋には、木の二段ベッドが二十台ほど並んでいた。

停電と同時に、部屋は真っ暗になる。

舎監室の小さな明かり取りから大部屋を覗いた私は、子供たちがいっせいにベッドから滑り降りて、奇妙なことを始めたのを見て目を見張った。

誰も声を出さなかった。

手探りで、ベッドの足元に置いた重たい鉄の衣装箱——「メタルボックス」を引きずり出していた。

服や教科書、わずかなお菓子をしまって南京錠を掛けておく、青や緑のペンキを塗った頑丈な鉄の箱。

それを三人がかり、四人がかりで抱え上げ、たった一つの出入り口である厚い木の扉の前に、隙間なく並べていく。

がたがたと鉄の打ち合う音が、静まり返った寮に響いた。

四つの箱が扉の内側に並ぶと、子供たちは自分のベッドへ駆け戻り、毛布を頭からすっぽりかぶって息を潜めた。

「何をしているの」

懐中電灯を手に大部屋へ入って問いかけると、入り口にいちばん近いベッドにいた九歳の女の子が、毛布の隙間から怯えた目を覗かせた。

少女は震える指で、頭の上のトタン屋根を指さした。

その瞬間だった。

ばらばらばらばらっ!

すさまじい音が、頭の上から降ってきた。

乾いた小石と粗い砂を、大きなシャベルですくって、トタン屋根に力いっぱい投げつけたような音だった。

波板がびりびりと震え、埃まじりの冷たい空気が、天井の隙間から落ちてきた。

雨ではなかった。

ブロックの隙間から、雲ひとつない夜空に、星が冷たく瞬いているのが見えていた。

「また来た」

暗闇のどこかで、小さなすすり泣きが漏れた。

「先生、電気をつけないで。懐中電灯も消して」

少女の細い指が、私のスカートの裾を力いっぱい握りしめていた。

第一章 鉄の箱の砦

翌朝の点呼で、子供たちの顔にはみな、疲れの色が張りついていた。

だが、朝日が赤土の校庭を金色に染める頃には、何事もなかったように国歌を歌い、裸足で砂利を踏んで教室へ入っていく。

梯子を借りて寮の屋根に上ってみると、そこには、ひと握りほどの赤土の小石と、砕けた煉瓦の粉が散らばっているだけだった。

職員室で、私はゆうべのことを切り出した。

「誰かが夜中に、寮の屋根に石を投げています。近所の子のいたずらでしょう。生け垣を直して、夜番を置くべきです」

ナイロビ流の、筋の通った解決策を口にした私に返ってきたのは、奇妙な沈黙だった。

採点の手を止めた若い理科の教師が、窓の外のトウモロコシ畑に目を逸らした。

オケチ教頭は、淹れたての濃いチャイに砂糖を三杯入れ、スプーンでカップの縁をかちかちと鳴らしながら、低く言った。

「エスター先生、ナイロビでは聞かんかもしれんがね。……このあたりの悪ガキは、夜中にわざわざ人の屋根に石を投げたりはせんよ」

「では、誰が投げているんですか」

「投げるだけなら、まだいい」

オケチはチャイを一口すすった。

「扉を叩いたり、牛の鳴き真似をして窓の下をうろついたりする。……ジャジュオクだよ」

ジャジュオク。

ルオの言葉で、夜に走る者——ナイト・ランナーのことだった。

大学の講義で、昔の迷信の一つとして、その名前を聞いたことはあった。

昼間は何食わぬ顔で村の人として暮らし、教会へ通い、市場で野菜を売っている、ごくふつうの人が、夜になると、自分でも説明のつかない衝動に駆られて家を抜け出す。

身体に灰を塗り、人の敷地に入り込んで屋根に石を投げ、扉を叩き、住んでいる人を怖がらせる。

そういう性質は、多くは親から子へ受け継がれるのだという。

「ただの古い迷信でしょう」

私は思わず笑ってしまった。

「二十一世紀ですよ。誰かが夜中に石を投げているなら、警察に知らせて捕まえてもらえばいい」

その瞬間、職員室の空気が、すっと冷えた。

オケチの顔から、穏やかな表情が消えた。

「先生、都会の言葉を、ここで軽々しく使うもんじゃない。捕まえてどうする。誰を捕まえるんだね。隣の畑の主人か、教会の世話役か、それとも……この学校の誰かかね」

オケチはそれ以上何も言わず、職員室を出ていった。

彼が出ていったあと、隣の席の女性教師が、私の耳元にそっと顔を寄せた。彼女もまた、湖のほとりの町キスムから来た人だった。

「エスター、気をつけて。この土地ではね、ナイト・ランナーは幽霊でも悪霊でもないの。昼間は私たちのすぐ隣に座っている、生きた人間なのよ。そしていちばん怖いのは……疑われた人がどうなるか、なの」

夜走りだと疑われた人が、村の人たちに家を壊されたり、追い出されたりしたという話は、昔、新聞に載ったこともある、と彼女は言った。

ナイト・ランナーへの恐れは、怪しいものへの怯えであると同時に、いつ自分がその「夜のもの」として名指しされるか分からない、という疑いの毒を含んでいたのだ。

その日の午後、私は女子寮の大部屋で、子供たちの決まりごとを知った。

彼女たちは毎夕、点呼が終わると、役割を決めていた。

停電の瞬間に、誰が一番太い懐中電灯を持つか。

誰が扉の前に鉄の箱を運ぶか。

そして、外から扉を叩かれたとき、誰が真っ先に、スワヒリ語の聖書の詩篇を声に出して読み始めるか。

大人たちが助けに来てくれないことを、彼女たちは最初から知っていたのだ。

その週の英語の授業で、「私の家」という題で短い作文を書かせた。

集めた紙の束の中に、一枚だけ、こう書いたものがあった。

——わたしの家は、夜になると、みんなで扉のそばに座ります。朝になると、みんなで寝ます。

書いたのは、最初の夜に私のスカートを握りしめた、あの九歳の女の子だった。

十歳にもならない女の子たちが、暗闇で身を寄せ合い、冷たい鉄の箱の感触を確かめながら、自分たちだけの砦を築いて、夜をやり過ごそうとしていた。

第二章 扉を叩くもの

六月に入ると、雨季の本降りが大地を叩いた。

激しい雨の夜には、不思議と屋根への投石は止んだ。

雨がサトウキビ畑を煙らせ、冷たい夜風が吹き抜けるあいだ、子供たちはやっと安らかな寝息を立てることができた。

本当の恐ろしさは、雨が上がり、生ぬるい湯気が地面から立ちのぼる、風のない夜にやってきた。

六月半ばの、月のない夜だった。

夜八時、いつものように電気が止まり、学校全体が暗闇に呑まれた。

私は舎監室の硬いマットレスに横になり、手回し充電のラジオから小さく流れるナイロビの英語放送を聞いていた。

遠い都会のにぎわいが、この孤立した赤土の島では、別の星の出来事のように思えた。

どん、どん、どん。

鈍い音が、私を眠りの縁から引き戻した。

屋根ではない。

女子寮の、厚い木の入り口の扉だった。

誰かが拳で、あるいは太い棒の先で、外から板戸を激しく叩いていた。

ノックの礼儀など、かけらもなかった。

枠が軋み、蝶番が悲鳴を上げるほどの、乱暴で不規則な連打だった。

私は懐中電灯をつかみ、大部屋へ駆け出した。

並べた四つの鉄の箱の向こうで、木の扉が内側へ激しくしなっていた。

外から何かが、その体を扉に押しつけ、押し破ろうとしているような、重い力がかかっていた。

「イエスさま、私たちを暗闇の力からお救いください……」

ベッドの上で、少女たちが毛布をかぶったまま、声をそろえて祈りの言葉を唱え始めた。

声は涙で震え、互いの身体を抱きしめ合いながら、必死に言葉を重ねていた。

がたがたがたっ!

今度は、扉の取っ手が、外から狂ったような速さで上下に揺さぶられた。

鍵は内側からしっかり掛けてあったが、古い掛け金が軋み、錆びた木ねじが、少しずつ壁から抜けかけていた。

「誰なの!」

私は扉の前に立ちふさがり、鉄の箱の上に片足を乗せて叫んだ。

「警察を呼ぶわよ! そこを離れなさい!」

返事はなかった。

だが、板一枚を隔てたすぐ向こうから、音が聞こえてきた。

人の息の音ではなかった。

泥の中で餌をあさる豚のような、湿った低い鼻息。

続いて、喉の奥を細かく震わせて漏らすような、くつくつという笑い声。

笑い声は次第に高くなり、やがて、夜の鳥の鳴き真似のような、耳をつんざく甲高い声に変わっていった。

私は恐ろしさに息を詰めながら、扉の上の換気用の細い鉄格子の隙間に、懐中電灯の光を突き出した。

白い光が、寮の軒先の赤土をひと薙ぎした。

そこには、何もいなかった。

軒先のコンクリートの上にも、前庭の砂利の上にも、人の姿はなかった。

それなのに、扉を叩く音は、まさにその瞬間も、私の膝の高さの板を激しく揺らし続けていた。

光の届かない扉のすぐ下に張りついた何かが、私を笑うように、扉の下のほうを、しつこく引っかき続けていた。

がりがり、がりがり。

木肌の削れる乾いた音が、子供たちの悲鳴をかき消すように響いた。

私は後ずさりし、鉄の箱の上に崩れるように座り込んだ。

ナイロビで身につけた理屈も知識も、その悪意の前では、何の役にも立たなかった。

それが去ったのは、東の空が白み始め、サトウキビ畑の奥で一番鶏が鳴いた、朝の五時過ぎのことだった。

扉の前の気配がふっと消え、冷たい朝の風が格子の隙間から吹き込んできたとき、私は床にへたり込んだまま、シャツが冷や汗でぐっしょり濡れていることに気づいた。

その日の夕方、消灯の前に、私は敷地の北の端の、小高い盛り土に上った。

そこだけが、携帯電話の電波をかろうじて拾える場所だった。

画面の小さな棒が一本立つのを待って、ナイロビの母に電話をかけた。

「元気よ。子供たちはいい子ばかり。ご飯もおいしい」

私は、ゆうべのことを何ひとつ話さなかった。

電話を切って振り返ると、生け垣の向こうのトウモロコシ畑の縁に、畑帰りらしい男が一人、鍬を肩にかけて立っていた。

男は、耳から電話を離した私を、しばらく黙って見ていた。それから、何も言わずに畑の道を去っていった。

第三章 生け垣の向こうの目

その夜を境に、学校の空気は、少しずつ歪み始めた。

扉の下のほうには、硬いもので引っかいたような、深さ数ミリの筋が何本も白く刻まれていた。

オケチ教頭はそれを見ても顔色ひとつ変えず、用務員に言いつけて、上からペンキを塗らせた。

「子供たちを動揺させるな」

それが、教頭の唯一の指示だった。

だが、恐れはもう寮の壁を越え、昼間の教室にまで染み出していた。

子供たちは授業中もしきりに窓の外のサトウキビ畑を気にして、風がトウモロコシの硬い葉を鳴らすたびに、びくりと肩を震わせた。

夜になると、子供たちは自分たちで砦を強くした。

扉の前の鉄の箱は六つに増え、部屋の四隅には、水を入れたコップと、聖書から写した詩篇の紙切れが置かれた。

そして、何よりつらかったのは、先生たちの私を見る目が変わったことだった。

職員室に入ると、それまで交わされていたルオ語やルヒヤ語のおしゃべりが、ぴたりと止む。

私が席に着くと、同僚たちは用件だけを小声で告げて、足早に部屋を出ていくようになった。

昼食の席でも、私のまわりだけ、ぽっかりと空いた。

「エスター先生、あなたは夜中に、ずいぶん出歩いているようだね」

ある日の夕方、一人で職員室に残って採点をしていた私に、オケチ教頭が後ろから声をかけた。

その声には、前のような事務的な冷たさではなく、得体の知れない警戒の色がにじんでいた。

「出歩く? 何のことですか。私は夜、舎監室から一歩も出ていません」

「だがね、村の人たちが言っているんだよ」

オケチは煙草を取り出したが、火はつけずに、指の間で転がした。

「学校の生け垣のあたりに、夜中の二時か三時、若い女が立っているのを見たとね。……ナイロビ風の服を着た女だ」

全身から、血の気が引いていくのが分かった。

「私が……ナイト・ランナーだとでも言うんですか? 馬鹿げています! 私は毎晩、部屋の中で子供たちと一緒に怯えているんですよ!」

「誰も、あなたがそうだとは言っておらんよ」

オケチは静かに首を振った。

「だが先生、あなたは夜になると、ナイロビのご家族に電話をかけようとして、電波の入る北の生け垣の盛り土のところまで、歩いていくだろう」

心臓が跳ね上がった。

確かに、母に電話をするために、消灯の前のわずかな時間、敷地の北の端の小高い盛り土に何度か上ったことがあった。

そこだけが、携帯電話の電波をかろうじて拾える場所だったのだ。

「あれは……ただ、家族に無事を知らせるために……」

「村の人たちにとっては、同じことなんだよ」

オケチは低く言った。

「夜の闇の中に立って、光る機械を耳に当てて、聞いたことのない言葉を呟いている女。昼間は子供たちに英語を教え、夜になると敷地の境目に立つ、よそから来た人。……それをどう受け取るか、私に止められると思うかね」

怪しいものに怯える村は、その怯えを向ける先を探していた。

昔からの顔見知りばかりの村の中で、誰か一人を名指しすることは、親戚や隣近所のつながりを壊しかねない。

だが、遠い都会から一人でやってきて、身寄りもなく、土地の言葉も話せない若い女の教師なら——。

恐れの向かう先が、すり替わり始めていた。

夜の闇からやってくる正体の分からないものよりも、昼の光の下で、親しげな笑顔の裏に疑いを研いでいる人々の視線のほうが、ずっと生々しく、私の喉元に迫っていた。

第四章 赤土の夜

七月の終わり、学期の終わりが近づいた金曜日の夜だった。

季節外れの乾いた強い風が、朝からサトウキビ畑を激しく揺らし続けていた。

夜九時、寮の電気がすべて落ちた。

女子寮の大部屋では、子供たちがもう鉄の箱の砦の内側に閉じこもっていた。

私は舎監室のベッドに腰掛け、靴を履いたまま、懐中電灯の冷たい感触を確かめていた。

深夜一時。

風が、ふいに止んだ。

葉の擦れる音が途絶え、耳鳴りのような静けさが学校を包んだ。

そして、始まった。

どがががっ!

これまでとは比べものにならない数の石が、寮の屋根全体に降り注いだ。

小石ではなかった。

焼いた煉瓦のかけらや、拳ほどの硬い土の塊が、何十、何百と続けざまにトタンに叩きつけられた。

ばきっ、と鈍い音がして、波トタンの一角が歪んで跳ね上がった。

天井の梁から、乾いた土埃と虫の死骸が、雨のように降ってきた。

子供たちの叫び声が、大部屋を満たした。

鉄の箱の砦の向こうで、木の扉が激しく震え始めた。

今度はノックではなかった。

何かが、体ごとぶつかるようにして、外から扉を破ろうとしていた。

どすん! どすん!

ぶつかるたびに、六つの鉄の箱が、数センチずつ内側へ押し戻されていった。

蝶番のねじが一本、ぱちんと弾け飛んで、床を転がった。

「先生! 開いちゃう! 入ってきちゃう!」

いちばん年上の十歳の子が、涙で顔をぐしゃぐしゃにして叫んだ。

私は大部屋へ飛び込み、子供たちの前に立って、扉の取っ手を内側から必死に押さえた。

手のひらを通して、扉の向こうの狂ったような揺れが伝わってくる。

冷たかった。

扉の表面から、冷凍庫の壁に触れているような、異様な冷たさが染み出していた。

外から、声が聞こえた。

言葉ではなかった。

甲高く、はしゃぎきったような叫び声。

それに応えるように、学校を取り囲むサトウキビ畑のあちこちから、同じような声が、いくつも重なって湧き上がってきた。

一つではなかった。

二つ、三つ、いや、もっと多くの何かが、学校のまわりを取り囲み、闇の中で笑いながら走り回っていた。

私は懐中電灯を握り直した。

このまま扉が破られれば、子供たちが何に巻き込まれるか分からない。

私は、扉の上の換気格子の前に身を乗り出し、外へ光を向けた。

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